5.慣熟歩行にいそしむ
ほとんどのイベントではコースを確認するための時間「慣熟歩行」なるものが用意されています。実際のコースを時間内に歩いて、路面状況、パイロンの位置などを確認して歩きましょう。
■慣熟歩行の目的
・設定されたコースを覚え、ミスコース(コースを逸脱する行為)を避ける

・パドックからコースまでの道順、スタートまでの並ぶ場所を確認する

・スタートライン、計測開始ライン、ゴール計測ラインの確認

・ゴール後の停止ライン(ゴール後に一旦停止する制限位置)、パドックまでの道順の確認。

・路面状況(濡れ具合、滑り具合、硬さ、ギャップ(凹凸)の有無など)や、その他注意が必要
  と思われる箇所の確認

・走行時のラインどりを考える
(ブレーキ、アクセル、シフトセレクト、ステアリング操作のポイント、その他いろいろ)
■慣熟歩行の方法(ほーんの一例)
・とにかく時間いっぱいまでコースを歩き回る

・迷いそうな場所は目印などを探したりし、とにかくミスコースをしないように、しっかり覚える

・目を閉じて、イメージでミスコースせずに走れるようになるまで、とにかく歩いて覚える。

・時々、運転するときの目線(高さ)でコースを見てみる。

・自分の考える走行ラインの上を歩いてみる。

・車の動きや向きを体で表現しながら歩いてみる。

・周りの人達(速そうな人)の会話を参考にしたり、速い人、慣れている人の後をついて歩く。
慣熟歩行に定められた方法はありません。各自の覚えやすく
確認しやすい方法で、自由に行いましょう。

ミスコースせず、思い通りに走行し、結果を残せるようしっかり覚えましょう!
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